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体験談!英語とスペイン語を同時に学ぶことは可能だけど

英語とスペイン語を同時に学ぶことはできるのか?

私の持論ですが、できると思います。

ただし、どちらも初心者レベルから同時に学ぶのはあまりおすすめしません。

スペイン語をベースに英語を学習している私の体験談と、英語とスペイン語を同時に学ぶ際の考え方をご紹介したいと思います。

英語とスペイン語を同時に学ぶことは可能

英語とスペイン語は似ている部分があります。

例えば単語はかなり似ているものもあります。

英)continue → 西)continuar
英)divide → 西)dividir
英)study → 西)estudiar
英)authentic → 西)auténtico

ここに挙げたのは一例ですが、綴りが似ている単語は覚えるのがかなり楽になりますし、文を読んでいる時は類推することができます。

文法でも似ている部分があります。

冠詞、前置詞などのルールがあったり、時制や接続法(英語の仮定法)の考え方が似ていたりします。

日本語と英語は相当離れているし、外来語などでまだ英語に触れる機会が多い日本人からしたら、日本語とスペイン語はかなり離れていると思うでしょう。

発音は英語よりスペイン語の方が日本語に近くて簡単なんだけどね。

それに比べると、英語とスペイン語の違いは、日本語と英語、または日本語とスペイン語の違いよりも近いです。

なので、英語とスペイン語を同時に学ぶと、文法の理解が早かったり、同じような単語を類推して覚えていくことができます。

ただし!

英語とスペイン語の同時学習をする時に、気をつけたいことがあります。

まずはどちらかの言語を中上級レベルにしよう

英語とスペイン語を同時に学ぶ時に私がおすすめする方法は、まずはどちらかの言語を中上級レベルにすることです。

英語とスペイン語は似てると言っても、全く異なる単語もあるし、文法ルールも同じものもあれば、異なるルールが適用される場合もあります。

例えば英語は前置詞の後ろは名詞に相当するものがくるから、動詞を置く時は動名詞になりますが、スペイン語は前置詞の後ろは原形です。

関連記事 ▷ 英語は前置詞の後ろが動名詞(-ing)スペイン語は不定詞(原形)

どちらかの言語が中上級レベルなら、「あぁそうか、これは英語ではxxのルールだけど、スペイン語だとyyのルールなんだな」と頭を整理させていくことができます。

しかし、どちらも初級レベルの場合ルールの違いを認識できないままであったり、どちらかのルールを間違って覚えてしまう可能性があります。

英語であれば英検2級程度、スペイン語ならB1〜B2程度が目安です。どちらもこのレベルなら心強いけど、そうでなくてもどちらかはこのレベルだと同時学習はしやすくなります。

もともと英語またはスペイン語が上級レベルの人は、同時に学ぶといいことだらけだよ!と言うかもしれません。

が、それはどちらかの言語が上級レベルだから言えること。

なので、どちらかの言語レベルをまずは中級以上に引き上げることをおすすめします。

どちらかを中上級レベルにする理由

なぜどちらかをまず中上級レベルにした方が良いのか。私が考える理由をご紹介します。

時間がない

多言語同時学習の障壁となるのは何よりも、時間がないことだと思います。

1日4時間以上、もしくは大学受験生並みに言語の学習に費やせますという人なら、2言語初級レベルからのスタートでも勉強時間の量でなんとかこなせるかもしれません。

しかし、多くの人は限られた時間の中で外国語の学習をしなければいけません。

1日1時間の勉強時間なら、英語とスペイン語のそれぞれを隔日で勉強することになり、忘れてしまうリスクが倍。

言語の学習は3歩歩いて2歩下がる(どなたかの歌やん)だからね。

どちらかを中上級レベルになるまで毎日勉強した方が、頭に入っていく可能性は格段に上がると思います。

そして、どちらかの言語(仮にAとします)が中上級レベルに達すると、Aの文法は一通りわかっているので、あとはAの文章を読んだりニュースを聴いて徐々にレベルを上げていく一方で、初級であるBの勉強、はじめは文法をガッツリ勉強していく、という方法が取れます。

苦労が2倍

言語は1対1で結びつけることができないものです。

つまり、英語の文法や意味を理解したらスペイン語に相当するものも同時に理解できるわけではないので、どちらも初級レベルでスタートすると覚えることが2倍になり、2倍苦労することになると思います。

外国語の学習で最初にがんばらなければいけないのは、初級の単語となんと言っても文法です。文法が覚えることが多くて一番時間がかかるのよね。

英語ではこの文法、スペイン語ではこの文法。というルールが一度に2度押し寄せてきたらどうでしょう。

特にスペイン語は人称によって動詞が変化するので、まずはそれを覚えるので一苦労。さらにイレギュラー活用があり、何度鉛筆を投げたくなったことか...。

どちらか一方が中上級レベルであれば、同時に押し寄せる苦労は少ないです。

2つの同時学習を比較するとこんなイメージ

どっちも初級
英語初級の大変さ 1 + スペイン語初級の大変さ 1 = 2

どちらかが中級以上
英語初級の大変さ(スペイン語の知識で補える部分がある)0.7 + スペイン語中級以上の大変さ(文法の基礎はある)0.5 = 1.2

英語とスペイン語の同時学習はどちらかのレベルを上げてから

というわけで、あくまでも私の考えですが、英語とスペイン語を同時に学ぶなら、まずはどちらかを中上級レベルにしてから取り組むことをおすすめします。

逆にどちらかが中上級レベルだと、比較しながら違いを意識して覚えていくことができるので、理解の速度は速くなると自身の体験談から感じます。

スペイン語に触れていたことで、主語-述語(後に修飾語)の順で読む&書くという習慣もついていたので、英語を読むスピードは早くなったと思います。

ちなみに「Duolingo」は同時学習のアプリとして役立ちます。

レベルの低い方を学習言語として選択し、レベルの高い方を自身の言語として設定すると、同時学習ができます。気になる人はこちらの記事も見てみてね。

英語とスペイン語の同時学習をしようと思っている人の参考になれば幸いです。

毎日スマホで手軽に着実に英語の自主学習!ドラマ仕立てで楽しみながら、目的に合わせた英語が学べます。ディクテーションやシャドーイングを通して、力がつくのが実感できますよ。

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  • この記事を書いた人

moni

多言語学習中です。理解度はスペイン語>英語>フランス語。フランス語はほぼゼロからスタート。スペイン語の知識をベースに英語やフランス語を学ぶスタイルになってます。
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