英検2級のリスニング対策にNHKのラジオ英会話を聞いています。
ちょっと前のラジオ英会話で出てきた「stick」を使った英語表現が初耳でおもしろいと思いました。
stick=棒という意味だけではなく、前置詞と合わせることでくっつくイメージの慣用表現に使えるようです。
英語の「stick」を使った表現について。
stickの意味
「stick」と言えば「棒」というイメージが最初に来ます。
それが転じて「痩せている人」という意味もあるそうです。スペイン語でも痩せている人を「como un palillo=棒のような人」というので、全く同じですね。
日本語で「あの人棒みたい」と言ったら結構ディスってると思いますが、スペイン語もそんなイメージ。自虐的に自分に対して使うか、陰で言う時に使う感じ。英語も同じかなと想像。
くっつくイメージのstick
「stick=棒」という概念を少し離れて、くっつくイメージのstickを使った表現をラジオ英会話の中で習いました。
専念する、〜し続ける
絵画を習っている生徒と先生の会話で、先生が生徒に対して「それをやり続けてみなさい」と伝えていました。
その後いろいろ調べていたら「stick」を使った似たような表現を見つけました。
がんばってやり続ける
“to”を使うか“with”を使うかの違いですが、どちらも「〜し続ける」という意味で「棒」だったstickが前向きないいイメージになっています。
英語で「〜し続ける」
英語で「〜し続ける」と言いたい時、「keep〜ing」や「continue one's effort」のような表現が頭に浮かんできますが、stickを使って粋な表現ができることを知りました。
この「stick」を使った表現が自然に出てきたらかなり上級者な感じがするなぁ。
誰かが「stick to it」や「stick with it」を使った時に気づけるように、「stick=棒」以外のくっつくイメージも持っておこうと思いました。