偉人の名言から英語を学んでみようシリーズ。
ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの言葉、名言です。
英語バージョンの名言はこちら。
Music is enough for a lifetime, but a lifetime is not enough for music.
-Sergei Rachmaninov
音楽は生涯を満たすのに十分であるが、生涯は音楽を満たすのに十分でない
-セルゲイ・ラフマニノフ
enoughの部分の訳が難しい気がします。
そのまま「満たす」という意味なのか、何か別の単語(「理解する」とか)が省略されているのか。
生涯を持ってしても満足する音楽を作ること、音楽を完成させることはできない。それだけ音楽が深いということなのかなと想像してます。
スペイン語バージョンの名言はこちら。
La música es suficiente para toda una vida, pero una vida no es suficiente para la música.
-Sergei Rachmaninov
「suficiente」という単語は個人的に扱いが難しくてですね。
この文はなぜ「lo」が入らないのだろうと思っています。
例えば「私は合格するのにふさわしいくらい勉強しなかった」という文章を作るとき
と書くんですね。
この「lo」は「para aprobar」するのに十分なくらいのというのを示すらしいのですが、なんで「lo」が入るの?ってずっと思ってました。もう今は「lo」が入るものだとして覚えてしまったけど。
なので今度は、ラフマニノフの言葉をスペイン語にした時になぜ「lo」が入らないんだ?と考えてます。
これも「para toda una vida」を補う「lo」ではないの?