日本語が母国語じゃない方々のTwitterを見ていると、日本語もなかなか難しい言語だなと感じます。
この前友達と話題になったのが、日本語の「大丈夫です」の難しさ。
大丈夫です=結構です
なのか
大丈夫です=OKです
なのか。
シチュエーションと言い方で見極めが必要だけど、日本語が母国語の私たちでもわからない時あるよね?という話になりました。
大丈夫です=結構です
この話を友達としていた時、とあるアジアンレストランにいました。店員さんの母国語は日本語ではなさそう。
そろそろ閉店のお時間も近くなり店員さんが「ラストオーダーのお時間となりますが、ご注文はございますか?」と言いに来た時、つい言ってしまった。
ここで言いたかったのは「大丈夫です=結構です」でおそらく伝わったのですが、「結構です」と言うとキツく断っているような気がしてつい曖昧な「大丈夫です」という表現を使ってしまう。
大丈夫です=OKです
さらに難しい「大丈夫です」のシチュエーション。
「今度○○さんと食事に行こうと思うんだけど、xxちゃんも一緒に行かない?」と聞いた時に
と返されるパターン。
大丈夫です=一緒に行きます
の意味なのか
大丈夫です=私は結構です(行かないです)
の意味なのか。
面と向かって会話している状態なら言い方でわかるかもしれないけど、メールやLINEだったらどちらの意図かわかり兼ねる場合あり。
結局「ん?行くってことでOKよね?」と聞き直さなければいけなさそうです。
大丈夫です=私は好みじゃないです
友達が「俳優のYYさんかっこいいよね〜」と言った時、自分はタイプではないなと思ったら
と言ったりします。これは「私は好みではないです」という意味。
どこが大丈夫なのか?もはや「大丈夫」という意味からほど遠くなってます。
日本語の「大丈夫」は難しい
日本語の「大丈夫です」は「OK!」という意味以外に、直接的に断ったり否定するのを避けるニュアンスで使われるということですね。
「結構です」と言えばいいことを、「結構です」だと断絶している気がして「大丈夫です」になってしまう。(私はそう)
状況と言い方で判断。なところですが、わからない時はストレートに聞くしかないです。
どの言語においても、婉曲表現はある種の難しさを生み出していそう。