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ショパンの名言から英語とスペイン語を学ぶ

偉人の名言から外国語を学んでみようシリーズ。

ロマン主義時代のポーランドの作曲家、フレデリック・ショパンの言葉です。

Nothing is more odious than music without hidden meaning.

-Fryderyk Chopin

隠された意味がない音楽ほど嫌悪すべきものはない。

-フレデリック・ショパン

Nothingから始まる比較級の文で「〜なものはない」を意味します。試験によく出そうな構文ですね。

隠された意味がない音楽を嫌うということは、裏を返せばショパンは常に音楽に隠れた意味を持たせていたと解釈できます。

そう考えると興味深い。

ショパンの音楽を聴く時に「隠された意味とはなんだろう?」と考えながら聴くのが楽しくなりますね!

こちらのショパンの名言をスペイン語にする場合、同じような文構造になります。

No hay nada más odioso que la música sin significado oculto.

-Fryderyk Chopin

文構造は同じで、何もないを意味する「No hay nada」が文頭にきます。英語だと「There is nothing」の表現です。

スペイン語のmás queは、英語のmore thanと同じで比較を表します。

odiosoは「憎悪」「嫌悪」でとにかく嫌、嫌い!大嫌いの意味なんで、本当に嫌だったのね。

スペイン語のsin = 英語のwithout
スペイン語のsignificado = 英語のmeaning
スペイン語のoculto = 英語のhidden

スペイン語では名詞を後ろから修飾するので、oculto significadoではなくsignificado ocultoの語順が自然です。oculto significadoでも通じると思うけど、なんだか英語っぽくなっちゃいますね。

英語の比較級は、同じ意味で何パターンも書くことができると高校生の時に習いましたね。

Nothing is more XX than A.
No other 〜 is more XX than A.
A is the most XX.

などなど。

スペイン語もこの形で言い換えできます。

La música sin significado oculto es más odioso.

英語のNothing、スペイン語のNo hay nadie、どちらも否定で始まると「他に何もない」ことがより強調されているような印象を受けます。

ショパンが示す「隠された意味」が気になりますね。

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moni

多言語学習中です。理解度はスペイン語>英語>フランス語。フランス語はほぼゼロからスタート。スペイン語の知識をベースに英語やフランス語を学ぶスタイルになってます。
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