英検2級一次試験の試験時間(制限時間)は、筆記試験が85分、リスニングが25分で合計110分になっています。
リスニングの試験時間は自分で配分するものではないので置いておいて、文法、長文、ライティング(英作文)の3つの筆記試験85分の時間配分は重要です。
英検2級の過去問を2回解いてみて、自分の理想の時間配分を考えてみました。英検2級を受ける人は目安にしてみてください。
英検2級 私の理想の時間配分
私の理想の時間配分はこちらです。
長文 2A 6分
長文 2B 6分
長文 3A 6分
長文 3B 9分
長文 3C 13分
英作文(ライティング) 30分
見直し 5分
英文法はできる限り早めに解答したいです。
ライティングに30分残したい
英文法、英語長文、英作文の中で一番時間がかかるし、時間をかけたいのはライティング(英作文)です。
どのような問題が出題されるかにもよりますが、テーマに関する意見を考えて、キーワード出し、構成メモなどの作業をやると考えると、ライティング(英作文)に20分以上はほしい。できれば25分以上。
私はライティング(英作文)が一番苦手だと自分でわかっているので、30分は残したいです。
そうなると残り時間は55分。この55分をどのように配分するかを考えます。
長文に40分、英文法は10分
ライティング(英作文)に30分使うとして、残りは55分。見直しの時間を5分入れるとしたら、残り50分。
そのうち長文に40分、英文法は10分、できれば7〜8分で解きたい。
2級の場合、英文法はそこまで難しくなく、知っているか知っていないかの問題でもあるのでササっと終わらせるのが理想です。
長文は大問2がA、Bの2つ、大問3がA、B、Cの3つで、全部で5問あります。
2A、2B、3Aは文が短めで設問数も少ないので、1問あたり6分が目標です。18分。
そうなると残りは22分なので、3Bに9分、3Cに13分。
英文法を10分未満で解答することができれば、英文法をもう少し余裕を持って読めるようになるという計算です。
過去問演習は時間を短めに
英検の解答はマークシートです。
家で過去問演習をやる時、問題文に直接丸をつけたり、他の紙に数字を書き込んだりすると思いますが、当日のマークシートは思ったより時間がかかるものです。
マークシートの書き込みに時間を取られることと、緊張で文章が頭に入らなくて読み直したりすることを想定し、家で演習する時は10分短い時間で解くようにしています。
つまり45分で英文法、長文を終わらせるということです。
英文法をサクッと解いてしまうのが、早く終わらせるコツです。
英検の時間配分に慣れよう
英検はTOEICに比べると、時間配分に余裕があるテストだと思います。TOEICは全問手をつけられないから。
なので長文は精読が可能だし、英作文(ライティング)以外の筆記は高得点を狙いたいです。と言っても、4技能試験では英作文もできないとダメらしいですけど。
まずは2次試験に進むために、時間配分に気をつけて取り組むぞー。