偉人の名言から外国語を学んでみようシリーズ。
ルーマニアの作家&思想家のエミール・ミハイ・シオランの言葉です。
On n’habite pas un pays, on habite une langue. Une patrie, c’est cela et rien d’autre.
人は国に住むのではなく、言語に住む
祖国とはそれであり、他の何ものでもないエミール・ミハイ・シオラン
Emil Mihai Cioran
フランス語OnはNousと同じ意味だよと習ったけど、私たち=一般的な人々という意味なのだろうと想像。
初めてこの文を見た時はフランス語がほぼ1ミリもわからなかったけど、Onとフランス語の否定文(ne...pas)を習った今はだいたい意味がわかるようになりました。進歩!
上記のエミール・ミハイ・シオランのフランス語をスペイン語にすると、以下のような形になります。
私たち=一般的な人々という解釈で、No vivimosではなくNo se viveにしました。
フランス語のcelaはスペイン語のeso、英語のitで「それ」を意味します。
フランス語のrienはスペイン語のnada、フランス語のautreはスペイン語ではotroだけど他の何でもないだからnada másかな。それだけです的な。
フランス語のクラスでOn=Nousと習っていなければ、主語のOnの時点でつまづいていたと思います。
フランス語は主語省略できないから、スペイン語のリズム感でいるとちょっと慣れない。